マーケティングにはメリットがたくさんありますが、実は導入する前にやるべきことがあります。 それは何かというと、経営理念やビジョンを振り返ることです。...
ぼっちだから無理?チーム編成で新たな価値をつくり出せ!
フリーランスや自営業はもとより、会社員も自分ひとりでのビジネスの拡大には限界を感じることが多いと思います。良いアイデアが浮かんでも、一人じゃ無理っぽいなと、考えてしまいがちです。
いっしょにやってくれる人もいないし、探すのも面倒。失敗したら嫌だしな、とネガティブになっているうちに、良いアイデアもどこへやら、というのもよくあるパターンです。
それではもったいないので、今回は少しチーム編成について考えてみましょう。
「人間ひとりでは何もできない」とはよくよく聞かされてきたフレーズですが、誰しも得意不得意の分野があるのは確かです。
誰かに助けてもらうたびに、いろいろな得意分野、技術、能力のある人が集まって社会が成り立っているのをひしひしと感じます。
やりたいことがあってチームをつくりたい、チームをつくって何かをやってみたいという時は、自分のできない能力をもった人と組むことがひとつのポイントになります。
ジグソーパズルの凸凹のように得意不得意が組み合った状態ができると2人でも2倍以上のパワーが発揮されます。3人、4人と組み合わせが増えると、相乗効果もあって何倍もの力が生み出されることでしょう。
また、やりたいこと、到達したい目標によってチームのメンバー編成も変わります。
ここで、チーム編成の例をみていきます。
1.RPGゲームのチーム編成
まずは、チーム編成の例になりやすいRPGゲームです。
ドラクエやファイナルファンタジーなど大きな冒険のはじまりは一人だったりしますが、ちょっとした敵と戦っただけで結構なダメージを受けます。
仲間を増やしていくことで強い敵の現れる場所へも範囲を広げていけます。
チーム全員が成長することによって人々を苦しめるラスボスも倒すことが可能です。
基本的なチーム(パーティー)編成は、以下の役割を持つキャラクターで構成されることが多いです。
◆戦士(ウォーリアー)またはナイト: 前線で戦い、敵からの攻撃を引きつける。防御力が高く、高い体力を持つ。
◆魔法使い(メイジ)または魔術師: 遠距離からの魔法攻撃でダメージを敵に与える。防御力は低いが、攻撃力が高い。
◆僧侶(クレリック)または癒し手(ヒーラー): 負傷したメンバーを治療し、サポート魔法で助ける。戦闘力は低いが、回復やサポート能力が高い。
◆盗賊(シーフ)またはローグ: 素早い動きで敵を攻撃し、罠の解除や隠密行動を行う。攻撃力と機動力が高い。
キャラクターはお互いを補完し、バランスの取れたチームワークを形成します。戦士がダメージを吸収し、魔法使いが遠距離から攻撃し、僧侶が回復とサポートを行い、盗賊が敵の隙をついて攻撃します。
(ゲームによっては、他の役割や特殊なキャラクターが存在する場合もあります。)
2.バスケットボールのチーム編成
バスケットボールの選手はみんな長身でガードもシュートもバッチリな印象がありますが、実際は一番得意なポジション(役割)のところ担当して試合での勝利を目指します。その中でも敏捷性と速さ、持久力求められるポイントガード (PG)には体の小さめの選手が多いのが特徴です。
◆ポイントガード (PG):チームのリーダーであり、プレイを組み立て、ボールを配分する役割を担う。
◆シューティングガード (SG):得点を主に担当するポジションで、シュートのスキルが求められる。
◆スモールフォワード (SF):多様な役割を担い、攻撃と守備の両方に貢献。
◆パワーフォワード (PF):リバウンドや内側での得点に重点を置く。
◆センター (C):守備の中心であり、リバウンドとブロックショットをねらう。
選手の他にもコーチやサポートスタッフなど、チームを支えるメンバーの存在は重要です。
3.ベンチャー企業のチーム編成
大手ITベンチャー企業でも、最初はワンルームマンションで僅か2人からスタートしたという話がよくあります。
少し大きくなってきたITベンチャー会社の基本チーム編成はこんな感じのようです。
◆CEO(最高経営責任者): 会社のビジョンと戦略を設定し、会社全体のリーダーシップを担う。
◆CTO(最高技術責任者): 技術戦略、製品開発を主導。
◆プロダクトマネージャー: 製品の方向性と機能を決定し、ユーザーのニーズとビジネスの目標を組み合わせる。
◆エンジニア: 製品の開発とメンテナンス。
◆マーケティング:ブランドの認知度を高め、製品の市場導入と戦略を担当。
◆セールス: 販売戦略を担当。
◆カスタマーサポート: 顧客をサポート。
◆人事・管理: 社内の運営、人事管理、財務管理。
小規模なスタートアップでは一人が複数の役割を兼任することもあります。
まとめ
とはいえ、組める人を探すのはなかなか大変かも、と思ってしまいますが、まずは身近な人をフォーカスしてみるのがお勧めです。
自分の得意分野と合わせて強力なチームが作れるかみてみましょう。
目的や考えが共有できればチーム編成がスタートします。
やりたいことごとに複数のチームをつくるのも楽しいです。
さあ、チームができたら冒険のはじまりです!
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